ケア
-育児も介護も-25万人
4月29日の朝日新聞。
子育てと家族の介護に同時に直面するダブルケアをする人が、全国で少なくとも25万3千人いることがわかった。女性により負担が偏っている実態が浮かび上がった。
とありました。
-ダブルケア-
そんな言葉があるのですね。
超少子高齢化社会の到来と言われて久しい日本。
2025年の日本は、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となるそうで、2025年問題と言われています。
今の日本は、血縁者や家族だけで介護することが限界にきていると感じる方も多いのではないでしょうか。
頭で分かっていても、家族が生死に関わる場面に直面したら、どのようにして最期を迎えてもらうのがいいのか分からなくなります。
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昨日は当直。病院で泊まりの仕事でした。
高齢患者さんの最期をご一緒しました。昨年亡くなった私の母とほとんど同じ年齢の患者さんでした。
母が頭に過ぎりました。
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看護師さん2人は、患者さんが入院中に使っていた衣類などの荷物の入った大きな紙袋を両腕に下げて階段を降り、私も後に続きます。
午前3時、病院玄関。
北海道の春。
昨日、雪が降ったというニュースがありました。
-半袖で寒くない?-
-寒いです。-
出棺の車が出るまでに少し時間がありました。
私は、看護師さん達の働く姿、看護-ケア-に心が動かされるのです。